足底筋膜炎は、足底腱膜を覆っている足裏の筋肉が炎症を起こす疾患の事を言います。
足裏には、アーチ状になった足の土踏まずを支える足底腱膜があります。
長時間の立ち姿勢やマラソンやランニングのような、過度な負担が土踏まずにかかり、アーチのバランスが崩れることで、この足底腱膜が引き伸ばされる力が強くなり、炎症や傷が生じます。
それにより、足底腱膜を覆っている足底の筋肉に炎症が起こり痛みが生じます。
足底筋膜炎の主な症状は下記の3つです。
- 朝起きたての一歩目に強い痛みが出る
- 主に踵周辺に痛みが出る
- 歩いて時間がたつと痛みが和らいでくる
原因は様々で、足の構造の崩れや足と神経でつながっている腰や骨盤が原因で痛みが起こったり、内臓疲労が原因の事もあります。
湿布やテーピングだけではなかなか改善しづらい疾患になります。