目次
「OSHIRI MAKURA」こだわりのポイント
整体理論を基に開発した“骨盤”と“太もも”のフリー構造
「おしり枕」では、座った時の姿勢補正を実現させるために、整体理論に基づき“骨盤”と“太もも”をフリーにすることを主題に置いて開発。
“骨盤”と“太もも”をフリーの状態にすることで可動性の“遊び”が生じて首や背中回りに負担がかからなくなり、体のバランスを保てるように。
従来の一般的な骨盤を包み込むタイプや、太ももから固定するタイプは、固定することで骨盤や腰回りが安定するように見えますが、実際には背中回りや首回りに大きな負担がかかっています。
前面部のみ傾斜カットし、太ももの圧迫を削減骨盤のみを支える構造を実現
① ハムストリング筋の緊張が生じないように太ももの圧迫を避ける
・四方の断面がすべて均等にカットされている一般のクッションの場合、太ももの背面部が圧迫され骨盤は固定されてしまう
・「おしり枕」では可動性を残すため、前面部のみ傾斜カット。
②仙腸関節の負担にならない“坐骨座り”をしやすくする
・骨盤は、姿勢が崩れていると仙骨と腸骨を安定させている仙腸関節の負担大。
・過度な緊張が発生することで、肩こりや腰痛を起こしやすい。
・前面を傾斜にカットすることで骨盤が前に倒れ自動的に坐骨座りの体型に。仙腸関節に余計な負担がかからず、体重負荷を分散できる。
体の緊張を引き起こす、仙腸関節をサポートする2層構造と最適な硬さの設計
① おしりの各部位で密度が異なる2層構造
・座るときにかかる圧を徹底的に研究。
・上面と下面で密度の異なる素材を採用。
・各部位に最適な硬さに設定。
仙腸関節が座面に押し付けられたときに反発の強さに応じて体が緊張するメカニズムに対し、その緊張状態を極限まで軽減
②最適な硬さを実現する素材
座るときにかかる圧を徹底的に研究し、体に触れる上面と体を支える下面で密度の異なる素材を採用。 上面は柔らかく下面は硬くすることで、最適な反発力になるよう設定し、緊張状態を極限まで軽減できるようにしました。
上下2層からなる高級ウレタンフォームは、へたりにくく、復元性があり、優れた耐久性を発揮。 長時間の座り姿勢をサポートし続けられます。
正しい姿勢を保ち、呼吸をしやすくして血行を促進
長時間デスクワークや長距離移動で体を動かさずにいると、疲れで背筋が丸まり前傾姿勢になるなど姿勢が崩れていきます。
また、崩れた姿勢で座り続けていると、胸郭内の空間が狭められ、肺が十分運動ができないことで呼吸が浅くなります。
その結果、酸素が十分取り込めなくなることで、体の隅々まで酸素が行き渡らなくなり、体に不調をきたす原因になります。
「おしり枕」はおしりの下に敷くだけで崩れた姿勢を正す力、その姿勢をキープする力を発揮し、姿勢を正すことで、胸郭に十分な空間を作り、正常に呼吸ができるようにします。
椅子の2/3の幅に設定することで正しい姿勢をキープ
太ももは、常に重力で下方へ引っ張られている状態にあり、座り姿勢では太ももは前方へ引っ張られ、脚は下方へ下がる状態になります。
「おしり枕」では、太ももと脚が下方へ牽引されないように、できるだけ圧力が加わりにくい着想で設計。
椅子の座面の2/3の幅に設定することで、そこにおしり(骨盤、坐骨)がきれいに乗ったとき、背筋が丸くなる状態を軽減し正しい姿勢を維持することができます。
さまざまな椅子に合う六角形の形状とコンパクト仕様
①さまざまな椅子に合う六角形の形状
「おしり枕」を開発するにあたり、企画段階から椅子に置くことを想定し、どんな椅子にも機能が発揮できる形状を模索した結果、台形のような六角形に至りました。
丸い座面の椅子にも、四角い座面の椅子でも合わせて使うことが可能です。
②コンパクト仕様
また、「おしり枕」は、持ち運びも便利です。
カフェで仕事するとき、自動車に乗るとき、あるいは新幹線や飛行機などで長距離移動をするときなどでも、気軽に持ち運びして座っている状態での体の負担を軽減することができます。