☑「肩に違和感があり本調子が出ない」
☑「痛くて思い切り投げられない」
☑「腕が上げられない」
など野球肩でお悩みの方やなかなか良くならない方、思い通りにプレーできないのは本当に辛いですよね。
そんなあなたに今回は野球肩の原因と対策法をしっかりお伝えしていきますので最後までお付き合いください。
野球肩とは
そもそも野球肩という傷害名はなく、野球やバレーボール等のオーバーハンドスポーツに多い傷害で特に野球に多いので野球肩と言われるようになりました。
投球動作などによって発症した肩の痛みを主とする筋や健、骨、関節内にある滑液包の炎症による肩関節傷害の総称を言い、オーバーユース(使いすぎ)として徐々に発症する場合が多いです。
投げる時に痛い方もいれば肩を90°まで上げるのも困難になる場合もあります。
原因と分類
・腱板損傷
回旋筋腱板(肩のインナーマッスル)と言われる4つの筋からなり、肩関節の安定性をもたらしています。この4つの筋に繰り返しストレスがかかることで損傷してしまいます。
この回旋筋腱板は加齢により衰えるのも早いと言われています。
・Bennett(ベネット)損傷
野球選手の特に投手に多く、上腕三頭筋や関節包に繰り返し牽引力がかかることで肩関節に骨棘(骨膜の変性)ができます。
それによって肩関節後方に痛みや神経を圧迫してしまうこともあります。
・SLAP(スラップ)損傷
腱に付着している関節唇という軟骨があり、繰り返しのストレスによってその関節唇が剥離、断裂してしまいます。
・インピンジメント症候群
腕を上げる際に回旋筋腱板や関節を包んでいる関節包が骨と骨に挟まれ、繰り返し衝突によって炎症してしまいます。
この腱板に過度にストレスがかかってしまうと最終的には断裂してしまうこともあります。
・リトルリーガーショルダー
成長期の10~15歳の野球少年の投手に多く、繰り返しのストレスによる上腕骨近位の骨端線離開(疲労骨折)です。
野球肩にはこのような分類があります。
投球動作は大きく4期に分けられ、それぞれの期において肩にかかるストレスが異なります。
以下の動作時にこのような症状が出やすいです。
・ワインドアップ期
ボール持った手がグローブから離れるまで。
特別な肩への負荷はありません。
・コッキング期
ボールを持った手がグラブから離れて踏み出し脚が着地し投球する方が外転外旋(胸を大きく張った位置)になるまで。
脚の開きが早すぎたり、投球側の腕が後ろに引かれすぎると肩の前方に大きなストレスがかかりスラップ損傷や腱板損傷の原因となります。
・加速期
外転外旋時(胸を大きく張った位置)から加速して手からボールが離れるまで。
投球する際の最大外旋時(トップの位置)に肘が下がってしまうと肩関節が不安定になり、腕を振る時に肩関節に余計なストレスがかかりインピンジメント症候群の原因になりやすいです。
・フォロースルー期
ボールが手から離れて投球動作が終わるまで。
腕を振り下ろすときに肩が内側にねじれながら引っ張られてしまい、大きなストレスがかかるのでスラップ損傷やリトルリーガーショルダーの原因になります。
これらの繰り返しの動作によって肩が耐えられなくなり痛めてしまったり、投球動作は全身を使う運動なので肩だけでなく硬くなった下半身や胸郭が原因になることもあります。
ですので「丈夫な肩」や「正しい投球フォーム」を身に着けるために全身を整えて行く必要があります。
一般的な野球肩の治療法は?
肩にストレスがかからないよう一定期間のスポーツを休止し安静にしながら治療を行います。
整形外科では、初期症状の炎症症状を抑えるためにアイシングや湿布を処方します。そして物理療法で疼痛の緩和を施します。
整体院では、それにプラスして炎症症状が治まったら指圧やストレッチなど肩回りの固まった筋肉に対して施術していきます。
24整体院での施術方法は?
24整体院では野球肩に対して痛みが出ている肩だけでなく全身を検査、施術をしていきます。
なぜなら痛みが出ている原因が肩ではなく、ほとんどが他の場所が原因と考えているからです。
何故肩にストレスがかかり、痛みが出たのかを探さないと根本的に良くなりません。
例えば、肋骨周りが硬くなり胸が開きづらくなっているのに思い切り腕を振りかぶろうとすると肩の前に強いストレスがかかってしまい痛みとして出てきてしまいます。
この場合は肋骨を緩めることで結果的に肩の負担が軽減し痛みが消失していきます。
このように野球肩の原因は肩以外から来ることが多いと言えます。
その原因を見つけるために24整体院では全身の検査をし、筋肉や骨だけでなく内臓、血液やリンパの流れ、脳疲労の状態を優しい刺激で整えることで根本から良くしていきます。
最後に
「肩に痛みや不安感があり思い切り野球ができない」「どこ行っても良くならない」など、お困りの方は24整体院で根本的に改善していきましょう。
お気軽にご来院ください、お待ちしております。