皆さん、日常生活の中やスポーツをしている時に足首を捻ったことってありませんか?
足首の捻挫はスポーツの怪我で最も多い怪我と言われています。
また、段差や階段を踏み外して捻ることも多いと思います。
大半の方は捻挫してもそのまま放置するのではないでしょうか?
どうしてこんなに足首って捻挫しやすいのか…
不安ですよね。
そこで、今回は足首の捻挫が起こりやすい理由や施術法など皆さんにお伝えしていきます。
足関節捻挫の種類
まず、足首の捻挫は2種類あります。
足首を内側に捻ってしまい外くるぶし周辺を痛める「足関節内反捻挫」と
その反対に捻り内くるぶし周辺を痛める「足関節外反捻挫」です。
この中でも圧倒的に多い怪我が内反捻挫になります。
内反捻挫では主に前距腓靭帯の損傷がメインになります。
合わせて靭帯損傷の分類(Freyの分類)をご紹介していきます。
・Ⅰ度 前距腓靭帯•踵腓靭帯正常
・Ⅱ度 前距腓靭帯•踵腓靭帯の部分断裂
・Ⅲ度 前距腓靭帯•踵腓靭帯の完全断裂
原因
人間の構造上、足首が内側に捻りやすいからです。
足首は脛骨(内果)、腓骨(外果)、距骨という3つの骨と靭帯や筋肉によって構成されています
内果と外果の高さが少し違うのがわかりますでしょうか?
この高さが違うことによって距骨の動く幅が変わってきます。
内果の下に空洞になっている場所があり、その空洞に距骨が入り込むように動きます。
外果には空洞がなく、距骨が動ける場所がありません。
よって、足首の捻挫は内側に捻りやすい内反捻挫が多くなります。
症状
外くるぶしを中心とした腫れや痛みがあり、押した時にさらに痛みを強く感じます。
程度によっては青あざ(皮下出血)を伴い、体重をかけることも困難になる場合もあります。
子供の場合は靭帯が柔らかいため、靭帯が引き伸ばされる時に骨折を伴うことがあるので注意しましょう。
一般的な治療
Ⅰ度、Ⅱ度の靭帯損傷ではR.I.C.E(Rest:安静、Icing:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)処置を行います。
腫れが軽減し、体重をかけても痛みが生じなくなってきたらリハビリを行います。
また、テーピングやサポーターも使用し徐々に運動レベルを高める。
Ⅲ度損傷では靭帯の断裂が生じているためギプス固定と松葉杖を使用します。
それでも足関節のぐらつき(不安定性)が残り、日常生活やスポーツ活動が難しい場合は手術を行うこともあります。
24整体院の施術
24整体院では、患部の施術はもちろんですが特に体全体の調整を入念にしています。
理由としては、急性期の場合、患部周辺の施術を行い循環等を促進させることによって患部の回復を早める目的です。
慢性期の場合、捻挫が起きてしまった原因を根本的に変えていかないと再発防止ができないからです。
せっかく治したのにまた怪我するなんて嫌じゃないですか?
ここで24整体院の施術の流れを紹介していきますね。
始めに患部の状態を確認し、体全体の状態を確認していきます。
今回起きてしまった捻挫の痛みを取るだけでなく、捻挫を起こしてしまった原因も同時に探していきます。
例として、捻挫をすると重心が偏るので体のバランスが崩れ骨盤の歪みに影響する。
何で偏ってしまうのか?捻挫した足で体を支えることが出来ないため、反対の足に負担がかかり偏ってしまうからです。
そうすると姿勢が悪くなり、腰痛や肩こりといった二次的な症状が現れますので、患者さんに痛めた原因や体の状態を分かりやすく説明します。
説明をしっかり行った後に、24整体院独自の施術を行い、施術後にセルフケアや生活指導を行います。
今回の捻挫の痛みといった症状だけでなく、捻挫の再発予防できる体作りや骨盤の歪みからくる姿勢の変化などの二次的な怪我や症状を押さえることが24整体院の強みです。
なので、痛いところだけでなく全身を調整することが必要だと皆さんにお伝えしています。
最後に
日常生活を過ごす中やスポーツをする時も足首は特に内側に捻りやすくなっています。
ただ、何で内側に捻りやすくなっているのか理解していることと理解していないことでは怪我をするリスクが変わってきます。
捻挫して痛みが強い方はもちろん、過去に捻挫をされて体に不調を感じている方、ぜひ一度24整体院にご連絡ください。
原因を探して一緒に捻挫しない体作りをしていきましょう!