筋肉と骨をつなぐ腱を包んでいる「腱鞘」という組織があります。その腱鞘になんらかの原因で炎症が起き、痛みや運動制限を引き起こしてしまう疾患です。多くは手首に発症しドゥケルバン病とも呼ばれます。更年期の女性や産後の女性に多く発症し、手指の使い過ぎやホルモンバランスの変化が関係していると言われています。
一般的に顎関節を構成する骨や筋肉,靭帯といった構造上のバランスが様々な要因によって崩れることで生じると言われています。
腱鞘炎の主な症状は下記の3つです。
- 手首の親指側が腫れて痛む
- 物を掴んだり、持ち上げようとすると痛い
- 雑巾を絞ったり、ペットボトルの蓋が開けれない
多くが利き手に発症してしまう為、日常生活にも支障をきたしやすい疾患です。