ばばね指とは、手首や肘に起こる腱鞘炎と同じように手の使いすぎが原因で起こる指の腱鞘炎です。手の使いすぎにより、筋肉と骨をつなぐ腱を包む腱鞘に炎症が起こります。それにより腱が分厚くなり腱が腱鞘に引っかかることで痛みやこわばりなどの症状を起こします。
ばね指の主な症状は
- 指のこわばりや違和感
- 指を曲げ伸ばしする際に引っかかる
- 指が曲がったまま戻らない
- 手のひら側の指の付け根に圧痛や腫れがある
パソコンやピアノの演奏など、指を酷使する人に多く見られ、基本どの指にも発症しますが特に親指、中指、薬指に多く見られます。また、起床時に症状が強く、その後指を使っているに連れて症状が軽減していくというのが特徴的な症状です。